通信ネットワーク機器の大容量・高速化および鉛フリーはんだに対応する耐熱性を実現「MEGTRON4」を世界同時発売

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ニュースリリース2009年

2009年5月28日
通信ネットワーク機器の大容量・高速化および鉛フリーはんだに対応する耐熱性を実現
「MEGTRON4」を世界同時発売

商品画像
【「MEGTRON4」】

 パナソニック電工株式会社は、ミドルレンジのサーバやルータなどの通信ネットワーク機器における信号の大容量・高速伝送に適し、鉛フリーはんだにも対応する多層プリント配線板用材料「MEGTRON4」の開発に成功し、グローバルでの採用拡大を図るため、当社では初めて、2009年6月20日に世界同時に発売をします。
 インターネットの動画など、大容量の情報を送受信するためには、高速かつ効率的に電気信号を伝送する必要があり、ネットワーク機器に搭載されるプリント配線板には、低誘電率(※1)、低誘電正接(低伝送損失)(※2)などの特性が求められています。また、環境対応として、鉛フリーはんだの採用が拡大する中、より高い耐熱性が求められています。当社は先進の樹脂設計・配合技術を駆使することで、困難とされていた「高速伝送特性」と「高耐熱性」の両立を実現し、加えて、高多層化への対応とコストパフォーマンス に優れたプリント配線板用材料「MEGTRON4」の製品化に成功しました。

 MEGTRON4は、既にハイエンドのネットワーク機器を中心に採用が拡大しているMEGTRON6での実績を生かして、ミドルレンジのネットワーク機器を中心にユーザーでの認定活動を推進することで、2012年度には同製品で36億円/年の販売を目指します。
同製品は「JPCAショー2009」(6月3日(水)〜5日(金)於:東京ビッグサイト)に出展します。

製品名
 低誘電率・高耐熱多層プリント配線板用材料 「MEGTRON4」
品番
 R-5725(銅張積層板)  R-5620(プリプレグ)
発売日
 2009 年6月20日
販売目標
 36億円/年(2012年度)

※1 : 信号のスピードを表す指標で、低いほど高速伝送に適している。
※2 : 信号伝送の際の損失(ロス)を表し、値が小さいほど効率的で信号伝送時のロスが少ない。


■ 主な特長

   
(1) 大容量・高速伝送に適した低誘電率(3.8)、低誘電正接(0.005)を実現(1GHz)
(2) 耐熱性に優れる(熱分解温度 約45℃向上/当社一般材比較)
(3) 鉛フリーはんだ実装にも対応可能な、優れたはんだ耐熱性

■ 主な用途

 ミドルレンジのサーバ、ルータなどの通信ネットワーク機器など

■ 伝送損失比較(実測値)

■ ご参考

●「MEGTRON4」の一般特性

項目
測定条件
単位
MEGTRON4
(R-5725)
当社 一般FR-4
(R-1766)
誘電率
1GHz
-
3.8
4.3
誘電正接
1GHz
-
0.005
0.016
Tg(ガラス転移温度)
DSC
176
140
熱膨張係数
TMA(α1)
10-6/℃
35
65
熱分解温度
5%重量減
360
315
銅箔接着強度
銅箔35μm
kN/m
1.2
2.0
難燃性
UL
-
94V-0
94V-0

※材料の厚みは、それぞれ0.8mmで測定

以上

■ お問い合わせ先

パナソニック電工株式会社 電子材料本部 戦略事業企画室(広報担当) 
TEL 06-6908-1131(大代表) 受付(平日のみ) 8:45〜17:30
電子材料本部サイト http://panasonic-denko.co.jp/em/
MEGTRON4サイト http://panasonic-denko.co.jp/corp/philosophy/torikumi/megtron/