業界最低消費電流と小型形状でセキュリティ機器などの省電力・省スペース化に貢献 高感度半導体リレー「PhotoMOSリレー HS SOP 1a(4pin)タイプ」 新発売

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ニュースリリース2009年

2009年5月28日
業界最低消費電流(※1)と小型形状でセキュリティ機器などの省電力・省スペース化に貢献
高感度半導体リレー「PhotoMOSリレー HS (※2) SOP (※3) 1a(4pin)タイプ」 新発売

商品画像
【PhotoMOSリレー HS SOP 1a(4pin)】

 パナソニック電工株式会社は6月1日、動作LED電流(※4)最大値を業界最小の0.5mAまで抑えた高感度半導体リレー「PhotoMOSリレーHS」に、小型「SOP(4pin)」3品種を追加。汎用タイプの半分以下(※5)の入力LED電流で制御可能な上、従来比約80%(※6)の小型化が図れるため、電池式セキュリティ機器など省電力・省スペース化が求められる機器に最適です。

 近年、防災意識の高まりと関連法規の改定により、セキュリティ関連市場は急成長。特に、2011年5月31日まで既存住宅を含む全住宅への設置が義務化される住宅用火災警報器や、2007年10月1日にスタートした一般向け緊急地震速報サービスの対応装置は、急速に普及が進んでおり、市場拡大が注目されています。
 このようなセキュリティ関連機器を既存住宅に導入する場合、主に採用されるのは、電気配線工事の必要のない電池駆動方式。これらの製品は電池の長寿命化を図るため、リレーなどの搭載電子部品にも低消費電力化が求められています。一方、新築住宅やビルの警報システムではAC電源方式が主流。この場合、停電時の非常電源として付置される蓄電池の長寿命化のために、同様の性能が要求されます。
 他の市場でも、環境と省資源に配慮した設計の必要性や、機器の高性能化に伴う実装部品の増加傾向により、電子部品1点当たりの消費電流低減・小型化の要望は高まってきています。
 当社は、低消費電流で制御可能な高感度タイプ「PhotoMOSリレーHS」を、業界に先駆けて1989年から発売。今回、従来のDIP(※3)タイプ1品種に加え、小型のSOPタイプ3品種を発売し、省エネ・省スペース製品の品揃えを拡充します。

製品名
PhotoMOSリレーHS SOP 1a (4pin)
(負荷電圧 60V/350V/400Vの3品種)
サイズ(mm)
幅4.3×高2.1×奥行4.4 (端子幅は含まない)
発売日
2009年6月1日
希望小売価格
オープン価格
販売目標
10万個/月 (2010年度)
     
※1 パッケージとしてSOPを採用し、出力素子にMOSFETを用いた半導体リレーにおいて 2009年5月15日現在 当社調べ
※2 High Sensitivityの略 受光素子の感度向上により消費電流低減を実現した PhotoMOSリレー高感度タイプ
※3 パッケージ名の略称 SOP:Small Outline Package DIP:Dual Inline Package
※4 出力端子間に規定の電圧電源負荷および負荷を接続した状態においてLED電流を増加し出力がONする時の電流
※5 当社PhotoMOSリレー「GU SOP 1a(4pin)タイプ」との比較 消費電流比較の詳細は、後述の「特長(1)」参照
※6 HSタイプ当社従来品「DIP6pin SMDタイプ」と新製品「SOP4pinタイプ」の体積を比較(端子幅は含まない)

■ 主な特長

   
(1) 動作LED電流0.5mA(最大)、推奨入力LED電流(※7) 2mA の低消費電流
(2) 当社従来品比80%体積削減の小型パッケージ(SOP4pin)
(3) 負荷電圧60V/350V/400Vタイプを品揃え

※7:リレーのON/OFF動作を確実にするために確保する必要がある入力LED電流値

■ 特長

   
(1) 動作LED電流0.5mA(最大)、推奨入力LED電流の2mA低消費電流
出力側受光素子の感度改善により入力LED電流を大幅削減、機器の省電力化に貢献します。
   
  【 HSタイプと汎用(GU)タイプとの感度(消費電流)比較(※8)
 
  ※8:負荷電圧60V、SOP4pinタイプにて比較
※9:General Useの略 幅広い用途向けの仕様と豊富な品揃えを特長とするPhotoMOSリレー汎用タイプ
   
(2) 当社従来品比80%体積削減の小型パッケージ(SOP4pin)
HSタイプ従来品(DIP6pin)に比べて体積約80%削減の小型形状。機器の小型化や高密度実装に貢献します。
 
   
(3) 負荷電圧60V/350V/400Vタイプを品揃え
   
  【 PhotoMOSリレーHS 品揃え (全4品種) と主な仕様(※10)
 
  パッケージや仕様変更のご要望については、ご相談の上、特注対応可能です。
   
  ※10:測定条件:25℃
※11: A接続時

■ 用途例

(1) 防災・防犯機器 (異常発生時、信号を受信機に伝達する移報接点用)
住宅用火災警報器、自動火災報知設備、ガス漏れ・煙・熱感知器、緊急地震速報システム、侵入センサなど
(2) 計測機器:多数個リレーの高密度実装のため省電力化が必要なテスタなど
(3) 電気計測器、工業用計器、電力・ガス・水道など各種メータ
(4) その他、省エネを必要とするOA機器、FA機器など

■ 参考資料

(1)PhotoMOSリレーの動作原理

   
動作時
入力端子間に信号電流が流れると、LEDが発光。
その光は、光電素子(太陽電池)を照射。
光電素子は、受光量に応じて発電し、制御回路を通って出力部のMOSFETゲートを充電。
MOSFETゲート電圧がしきい値(一定の値)を超えると、MOSFETドレイン−ソース間が導通状態になりリレーがON。
  
   
復帰時
入力端子間の信号電流が切れると、LEDの発光がストップし、光電素子の発電もストップ。
光電素子から供給される電圧が下がると制御回路により、 MOSFETのゲート電荷を急速に放電。
MOSFETゲート電圧がしきい値(一定の値)以下になると、MOSFETドレイン−ソース間が非導通状態となり、 リレーがすぐにOFF。    

(2)PhotoMOSリレーパッケージの種類

SOP4pin、DIN6pin以外の高感度(HS)タイプについてもご相談の上、特注対応可能です。

以上

■ お問い合わせ先

パナソニック電工株式会社 制御機器本部 スイッチングデバイス事業部
TEL 06-6908-1131(大代表) 受付(平日のみ) 8:45〜17:30
PhotoMOSリレー専用サイト
 http://panasonic-denko.co.jp/ac/j/control/relay/photomos/new_item/index.jsp