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【左:海幸山幸の外観 中:オールLEDの内部 右:LED薄型シーリングライト 】 |
パナソニック電工株式会社は、10月10日から運行開始するJR九州の日南線観光特急「海幸山幸(うみさちやまさち)」の車両用照明として、省エネ・高信頼性のLED照明器具
を89台納入しました。
「海幸山幸」はJR九州日南線の観光特急列車(2両編成)で、潮嶽(うしおだけ)神社や青島神社が舞台となっている「海幸彦」「山幸彦」の神話にちなんで名付けられました。採用されたLED照明器具は、主照明用途に「LED薄型シーリングライト(拡散配光)」59台と、停電保安灯に「LED薄型ダウンライト(DC24V仕様)」15台、ブラケット内蔵光源としてLED1ユニットタイプ(DC24V仕様)」15台です。今回車両照明をLED化したいというご要望に対し車両特有の仕様条件を満たし、オールLEDの照明を実現しています。
今回当社が「海幸山幸」に納入したLED照明器具は、本件の要求事項にマッチした商品の選定、および専用設計を行っています。車両の天井主照明は、天井を すっきりと見せたい要望と、既設車両の改修で天井懐寸法が確保できないという相反する条件にマッチする、器具厚さが10oの「薄型シーリングライト」を選定。また、今回の車両は停電時には建築と異なりDC24Vが供給されるため、産機市場向けに開発したLEDデバイスを流用し、停電灯として「薄型ダウンライト」を、意匠ブラケット照明の内蔵光源として「LED1ユニットタイプ」を専用設計し、ご採用いただきました。
当社は、2005年1月開通した中部国際空港と名鉄名古屋を結ぶ名鉄空港特急「ミュースカイ」、2006年4月末に開業した富山ライトレール株式会社の次世代型路面電車システム(LRV)の低床型車両「(愛称)ポートラム」、2007年7月から営業運転を開始した東海道・山陽新幹線の次世代新幹線車両N700系量産車にも、既にLED
照明器具を納入しています。またJAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)が開発した宇宙ステーション補給機(HTV:H-II Transfer Vehicle)へもLED照明装置を納入。2010年度打上げ予定のHTV2号機より、2台ずつ搭載される予定です。
今後も、鉄道車両、エレベーターなど新分野への提案をさらに強化してまいります。